雛人形を手作り!簡単楽しいひな祭り
あかりをつけましょぼんぼりに、お花をあげましょ桃の花~♪
ひな祭りといえばこの歌ですが、ぼんぼりって雛人形の飾り以外にあんまり見たことないよね、と突然思ったりしました。
そもそも雛人形とはむかしむかしの宮中の結婚式の様子を模したもので、結婚する花嫁さんの花嫁道具だったというのは知っている方も多いかと思います。
そこにぼんぼりが飾られ始めたのは江戸時代頃のことらしく、当時の結婚式は夜に行われていたためロウソクの明かりが必要でした。そこで雛人形にもあかりであるぼんぼりが飾られているということです。
今やぼんぼりもLEDの時代になりましたが、メインではない飾りにも歴史あり、ですね。
ちなみにこの歌のタイトルは「うれしいひなまつり」だそうです。
「手作りのひな祭り」
今時豪華な七段飾りはいらないけど、持っているけど飾るのが面倒、という方にもオススメです。
<シンプルな雛人形を手作りする!>
いわゆるハンドメイド雛人形にチャレンジしてみる際、説明だけではわかりにくい部分もあります。
最近ではYouTubeに作成動画もあるようなので参考にしてみてください。
「雛人形 手作り」で検索すると、人形を飾る台から作るものや、本格的な人形まで様々な作り方を教えてくれています。ありがたいですが、ここは「雛人形 手作り 簡単」という簡単の単語を入れることをお忘れなく。
<折り紙を使う>
折り紙でお雛様とお内裏様を作ってみるのは如何でしょうか?色鮮やかな仕上がりに、気持ちもほっこりします。折り紙でしたら、お子さんと一緒に作るのに何よりも最適です。平面のものから、ちょっと立体的な折り方もあるようです。
材料としては、100均に色折り紙だけでなく、和柄の入った折り紙もあるので(千代紙と書いてあるものもありますね)豪華に見えするものも作れそうです。折り紙でしたら、ひな祭りが終わった後の収納に困らないのもおすすめです。
<ちりめん布を使う>
最近の100均素材には、ちりめん布も売っています。和柄のちょっとざらざらした布です。
ちりめん布といえばハンドメイドでは「つまみ細工」を作る布というイメージがあります。つまみ細工とは正方形に切った布をピンセットでつまみながら折りたたんだものを幾つも作り、形をつくっていく技法です。
そういった技法を使わず、ちりめん布を紙に貼るなどして、切って貼るだけの雛人形も作れるようです。折り紙よりも見栄えがよいものが作れそうなので、インテリアとしても使えるでしょうし、ちりめん布を使っているだけで、ちょっと高級なものを作っている気持ちになれるのではないでしょうか?
裁縫が苦手じゃないという方はや、ちょっと凝ったものにチャレンジしたい方は「雛人形 ちりめん布 ハンドメイド」で調べると、つるし雛の作り方もあります。つるし雛は紐に飾りを吊るしているものです。雛人形をさらに華やかに見せる飾りにもなりますので、色とりどりの丸を作って吊るすだけでも素敵です。
<工作キットを使おう>
「雛人形 工作キット」で検索すると、縫わずにつくれる人形のセットが販売されています。いろいろアイデアを練らずとも、こういったものを活用するのもいいですね。
検索した中では、かわいいワンちゃんのお内裏様とお雛様がいました。
他にも方法はありそうですが、手作りの雛人形は自分やお子さんの好きなようにアレンジできるという点がよいと思います。
<おいしい雛人形を作る!>
食卓を彩るという方法です。シンプルになのは「うずらの卵、薄焼き卵、のり、ごま、ご飯」で作る雛人形。
小さな丸いおにぎりにした白ご飯を体(土台)にして、その上にうずらの卵(ゆで卵ですよ~)をのせます。のりで髪型をつくり、ごまは目にします。最後に良い感じのサイズに切った薄焼き卵を体に巻き付けるようにするだけで、かわいいお雛様の完成です。
丸いものに点が二つ付いていると顔に見える、というのは脳の錯覚のせいだそうですが、これを活用すると先ほどの作り方よりももっと簡単にもできます。
例えば、うずらの卵にきゅうりやにんじんの薄切り、もしくはカニカマを服として巻いてあげて、ゴマで点を二つつけるだけでかわいいお人形に見えます。ぶきっちょさんでも、普段料理をしないお父さんでもぜひチャレンジしてみてください!
ひな祭りのご飯と言えばちらし寿司が定番かと思いますが、お寿司の飾りにちいさくてかわいい人形を添えてみるのはいかがでしょうか。ちょこんとのせるだけでとっても華やぎますよ。
また、クッキーでお内裏様とお雛様を作るという方法もあります。
基本的には丸のクッキーにアイシングやチョコペンなどで顔や髪を書いてあげる感じです。チョコペンなどはスーパーのお菓子作りのコーナーに売っていますし、最近はアイシングペンも販売されていますよ。フードペンといった名前の場合もあります。100均にも売っていたりしますので、好きな色で飾れるのが楽しいと思います。アイシングでつくるとちょっとしたプレゼントにもなりそうですね。
ひな祭りはお子さんの健やかな成長を願う節句ですので、ご家族ならではの形で楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、四季を感じる行事のひとつとしてのひな祭りもぜひ楽しんでみてください。インテリアや食卓をひな祭り使用にしてみると、ほっこりした気持ちになれると思いますよ。